2011年スクリーンベストテン感想
現在発売中の雑誌スクリーン3月号に、毎年恒例の映画評論家が選んだ外国映画のベストテンが掲載されている。その順位は以下の通り。
1位 英国王のスピーチ
2位 ソーシャル・ネットワーク
3位 マネーボール
4位 ブラック・スワン
5位 ツリー・オブ・ライフ
6位 ウィンターズ・ボーン
7位 トゥルー・グリッド
8位 ゴーストライター
9位 家族の庭
10位 ヒアアフター
同じくそのスクリーンには、昨年我が国で公開された外国映画の一覧が掲載されているがその数は369本。私はその中でわずか25本(全体のなんと6.8%)しか鑑賞していないし、上記10作品の中では5本しか鑑賞していない。なのにこのようなブログを続けているのも気が引けるのだが369本は多過ぎてとても見られない。
さて、前述のベストテンは評論家45名がそれぞれ10作品を選んだものを集計している。私が見ていないものはなんともいえないのだが、「ツリー・オブ・ライフ」にはひっかかったぞ。そりゃぁ人の好みはいろいろあって当然だが、私にはなんともツマらん映画だった。
この「ツリー・オブ・ライフ」を選んでいる評論家が9名おられる。(残りの36名は選んでいない) 各人が選出のコメントを200文字程度で述べているのだが、これがおもしろい。
「ツリー・オブ・ライフ」を1位に上げている人が二人おられ、そのコメントを抜粋する。
高瀬由美子女史<・・・1位はいろいろな思いを抱かせてくれた「ツリー・オブ・ライフ」。誰もが好きな作品ではないと思うが、やはり強く心に残った。映像も美しい。・・・>誰もが好きな作品ではないやなんて、よぉ分かっとるやないの。そりゃぁ例えば10人中9人がまずいと言った料理を、ひとりだけが美味くてたまらんと言うこともあるわな。
金子裕子女史<1位は敬愛するテレンス・マリック監督作。・・・>おいおい敬愛する監督だったら作品の中身はどうでもいいんかい?
昨今「食べログ」からの“やらせクチコミ”の波紋が拡がっているが、そもそも風評というものはマユツバが多いもの。ヤラセだろうがホンマだろうが他人様のおっしゃることは、参考にこそすれ鵜呑みにしたらアカンのは何でもおんなじことだということですよ。
ちなみに、スクリーン3月号では昨年の外国映画の興行収入ベストテン(2011年11月末現在)も掲載されている。その順位は以下の通り。良い映画(この論議は永遠に続くが)イコールヒット作では必ずしもないわけで、だから映画はおもしろい。
1位 ハリー・ポッターと死の秘宝PART2 97億円
2位 パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 88億5千万円
3位 ハリー・ポッターと死の秘宝PART1 68億5千万円
4位 トランス・フォーマー/ダークサイド・ムーン 43億円
5位 カーズ2 30億円
6位 ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島 27億円
7位 塔の上のラプンツェル 25億6千万円
8位 猿の惑星:創世記 24億円
8位 ブラック・スワン 24億円
10位 トロン:レガシー 21億2千万円





最近のコメント